とくなが美術
福田平八郎画伯の ~印譜~ よく見ると・・・
絵画の画集は 絵を見て素晴らしい 感動した 癒されるなど 色々な感想をお持ちだと思いますが!
画廊主は 絵より 後半の年譜・画家の言葉・専門家の説明文 このページの滞在時間が長いです。
画伯の生まれた土地 何年生まれ?師匠が誰?・・・ 数々の疑問の答えがあります。 お客様に絵を説明する際の隠れたエピソードを 一生懸命探しながら読んでいます・・・何度も ♪
そこで ☆ 発見 ☆
福田平八郎先生の 絵のサイン(落款)の下に 赤い印 四角い枠の中に よく見ると 「 馬 と 安 」 何か深い意味や先生の別名があるのか不思議でした。
この答えは年譜のはじめにありました。
明治25年大分市に生まれる。父 「馬太郎」 母 「安」 平八郎先生は親孝行で 絵の中にも 両親の名前を 用いたそうです。
画集の説明文読むと 色々な発見がありますよ・・・♪
~資料には 先生方の写真が良く掲載されています~
◆ ◆ ◎ ◆ ◆ ◆ ◎ ◆ ◆ ◆ ◎ ◆ ◆ ◆ ◎ ◆ ◆
偶然 本のあいだ から 写真が出てきました。
明治~大正~昭和~ 活躍された 日本画の巨匠 画家の方々。
横山大観 安田靫彦 下村観山 木村武山先生・・・・など 着物で髭をはやして 背筋を伸ばした 燐とした姿勢は さすが 名作を世に数々発表された先生達です。
左から 三番目の 横山大観 先生は この撮影の後 昭和31年までに 日本を代表する 画家となり いまなお 大観先生の 富士 海噸 など多くの 作品の購入希望があります。
この座敷に 紙と絵筆を 持っていき 富士の図 古代人物の図 綺麗な山水図 ・・・・ など 描いて 欲しいですね。
♪ ♪ ♪ 素晴らしい展覧会が出来ると思います ♪ ♪ ♪
◆ 日本美術院再興記念 (大正三年九月 撮影) ◆ ※ 右側から 4番目 口髭が似合っているのが 下村観山 画伯 左側から 4番目 横山大観先生の 隣 安田靫彦 画伯 床の間に飾られているのが 岡倉 天心 先生


