とくなが美術
雪景に色鮮やかな
~椿 小禽~
上村淳之 画伯作 雪野3号
祖母 上村松園 画伯 父 上村松篁 画伯
共に京都画壇で素晴らしい作品を描き文化勲章を受章するなど輝かしい功績を残す。
奈良にある松伯 美術館は、上村家三代の名作が展示されています。
淳之先生もその流れを受け継ぎ花鳥画の世界を広げる。
昭和8年 京都中京区に生まれ。 京都市立美術大学を卒業。 その後、創画会等で活躍。
祖母 松園画伯が戦時中疎開していた奈良県平城の唳禽荘に移り、その敷地内にて数多くの鳥を飼育して 鳥とともに生活を行う。画伯の描く花鳥画はここで生まれた。
雪景をプラチナ色と白い胡粉で白銀の世界が表現されています。
椿の赤い花、緑の葉そして瑠璃鳥のブルー それぞれの役者達画面を華やかに演出します。
画廊に展示して、光をあてると岩絵の具はさまざまな色を発して観るものをひきよせます。斜め横から見てもいいですね。
雪が宝石のように輝いているようです。

